

やはり、退職後団体交渉を申し込まれ、給料の3か月分として、約100万円で解決に至ったようです。
企業内労働組合と違い、外部組合はなかなか組合員からの組合費だけでは運営が難しいので、こういった解決金の一部が運営費に当てられることがあり、最初の要求額が少し高い目に出されるケースがよくあります。
団体交渉も交渉ですから値切ってもいいのですが、交渉過程がなかなか厳しいことが多いため、会社側としては、お金で解決できるのならと考えられる場合が多いようです。
日本の労働組合は企業内組合が主流ですが、そうでない組合もあります。
それが、「合同労組」や「○○ユニオン」と呼ばれる労働組合です。これらの組合も都道府県労働委員会に対して、所定の手続きをして設立された正式な組合であることには変わりありません。
ですから、その組合から団体交渉を申し込まれ応じない場合はいわゆる「不当労働行為」といわれていますし、会社にとって不利益な結果となってしまいます。

団体交渉を申し込まれる理由のほとんどは従業員を解雇した場合です。
法律上、解雇は会社の自由ですが、過去の裁判の判決の積み重ねによって形成されてきた要件を充分に満たさないと無効になります。
解雇の理由はやむを得なかったとしても各種の手続きを経てからでないとなかなか認められません。そうして、解雇した元従業員を組合に勧誘し、加入させ、労組の組合員の事件として団体交渉を申し込んでくることになります。